成年後見に関すること

「よもぎ司法書士事務所」は成年後見業務に積極的に取り組みます。


    障害のある人もない人も 

    認知症の人もそうでない人も 

    誰もが、地域の中で、その人らしく、ふつうに暮らせるように。

 

    成年後見制度は、このような理念のもとにはじまりました。

 

    今後、高齢化はますます進み、「認知症800万人時代」が到来するとも言われています。
 

    自身や大切な家族が認知症になっても、かけがえのない個人として尊重され、安心して暮らせる社会こそ、これからの時代に求められる社会の姿ではないでしょうか。

    認知症の方や障害をお持ちの方が安心して暮らせるやさしい社会は、誰にとっても安心して暮らせるやさしい社会につながると思います。


    幣事務所では、司法書士として、そのような社会の実現に少しでも寄与できればとの思いから、成年後見業務に積極的に取り組んでいきたいと考えております。

成年後見人ってどんな人? 何をしてくれる人?

   
    成年後見制度は、すでに判断能力が低下した方を対象とする法定後見制度と、判断能力のある方が、将来、判断能力が低下した場合に備えるための任意後見制度に分かれます。また、法定後見制度には、ご本人の判断能力の程度によって、後見」「保佐」「補助」の3つの類型があります。

    このページでは、法定後見制度の「後見」類型を前提としたご説明になっております。制度の詳細について知りたい方や、任意後見契約をご検討の方は、幣事務所までお気軽にお問合せください。

   

    成年後見制度とは、認知症や知的障害・精神障害によって判断能力が十分でないご本人について、家庭裁判所によって選任された成年後見人等が、ご本人に代わって財産の管理や医療・介護などに関する契約を締結したりすることによって、ご本人の権利と財産を守り、ご本人が地域の中で「その人らしい暮らし」ができるように支える制度です。

  

    成年後見人は、ご本人が基本的人権や財産権を侵害されたり、十分な医療や介護を受けられないといったことがないように、ご本人に代わって、介護や医療、その他のご本人の生活や療養看護に必要な契約を締結し、ご本人が生活を維持できるように計画的に財産を管理します。ご本人が悪徳商法の被害にあっている場合などには、契約を取り消すこともできます。



成年後見人は、こんな人です。
 

<img src="//media.toriaez.jp/m0577/516544326932_s.jpg" alt="" >☑ 成年後見人は、ご本人の「権利擁護の担い手」です。

☑ 成年後見人は、常にご本人の
「最善の利益」のために行動します。 

☑ 成年後見人は、ご本人が意思を表示できるよう支援し、
ご本人の意思を尊重します。

☑ 成年後見人は、ご本人の
「声なき声の代弁者」です。
 



   
認知症や重度の知的障害をお持ちのご本人は、虐待や消費者被害などを受けていても、自ら声をあげることができません。また、心の中に「こうしたい」という思いがあっても、その意思を表示することが難しい場合があります。


    成年後見人は、ご本人が心の中に持っている「こうしたい」という思いを表示できるよう支援し、ご本人の意思がどこにあるのか、その「声なき声」を聴き取るよう最大限の努力をします。そして、ご本人の安全や生活に支障があるなどの場合を除き、ご本人の意思を尊重します。


   
ご本人にとっての「最善の利益」も、成年後見人の価値観に基づく独り善がりの判断ではなく、ご本人の意思をもとに判断します。

 

成年後見人は、ご本人のためにこんなことをします
 
 
このような大前提に基づいたうえで、成年後見人はご本人のために以下のようなことをします。
 


財産管理
 

・ご本人名義の預貯金の管理、払い戻し、解約など金融機関との取引をします。

・不動産・有価証券・高価な動産など、ご本人の財産の資産価値が低下しないように適切に管理します。

・ご本人の生活が維持できるように収支を管理します。

・生活費を送金したり、家賃や公共料金の支払いをします。

・年金や保険金などを受領します。(受給する資格があるのに受給できていないものがないかチェックします)
・印鑑や預貯金、権利証などを保管します。 

・ご本人が相続人になった場合に相続手続きや遺産分割協議をしたりします。

・ご本人が消費者被害などにあっている場合などに契約を取り消します。
 
 

身上監護
 

・ご本人の住居の確保に関する契約をします。

・介護サービス契約や、介護施設の入退所契約などをします。

・入院契約や診療契約をします。

・その他、ご本人の生活・療養看護に関する契約をします。

・上記契約に伴う費用の支払いをします。

・ご本人が入所している介護施設の処遇を監視します。

・介護保険の申請や異議申し立てなど行政上の手続きをします。

 

    


成年後見人の職務には含まれないこと

 
一方、以下のようなことは、成年後見人の職務には含まれませんのでご注意ください。
 


成年後見人の職務には含まれません

・食事、入浴など介助行為をすること

・炊事や洗濯、庭の手入れなどすること

・買い物や通院の付き添いをすること

・医療行為について同意すること

・連帯保証人・身元保証人になること

・離婚、認知、養子縁組などご本人にしか決定できないこと
 

 

    しばしば、成年後見人は、本人のために「何でもやってくれる人」との誤解を受けることがありますが、このように成年後見人の職務は、財産管理や契約などの法律行為のサポートに限られています。

    成年後見制度は、ご本人を真ん中において、成年後見人をはじめとして、家族、介護従事者・福祉関係者、行政、医療従事者、法律家、民生委員、地域の住民などご本人と関わる人たちがネットワークをつくり、各々がそれぞれの役割、職域でご本人を支えていく(「一人を地域のみんなで支える」)という社会をめざしています。

 

成年後見人を選任してもらうには

    ご本人に成年後見人等を選任してもらうには、家庭裁判所に申立手続きをすることが必要です。


誰が申立人になれるの?
 

    申立人になることができるのは、本人、配偶者、四親等以内の親族などに限られています。
  

*申立人になることができる「四親等以内の親族」の例

ご本人(成年後見人を選任してもらう人。認知症や知的障害などをお持ちの方)からみて、


・父母、祖父母、曾祖父母

・子、孫、ひ孫とその配偶者

・兄弟姉妹、甥姪、甥姪の子、叔父叔母とその配偶者

・いとこ (いとこの配偶者は申立人にはなれません)

  

    ご本人に成年後見人を選任する必要があるにもかかわらず、ご本人に身寄りがない、親族がいても交流が全くない、親族が虐待などをしていて申立人としてふさわしくない、などの理由で申立人がいない場合は、ご本人がお住まいの市町村長を申立人とする「市町村申立て」をすることができます。

成年後見人には誰がなるの? 望んだ人を成年後見人に選任してもらうことはできるの?

    成年後見人には、①親族 ②弁護士・司法書士・社会福祉士などの専門家(専門職後見人といいます) ③一定の研修を修了した市民(市民後見人といいます)が就任しています。

    申立書には、誰をご本人の成年後見人に選任して欲しいか候補者名を記載する欄があります。

    そこに、候補者として、申立人など親族の氏名を記載することもできますし、司法書士など第3者の氏名を記載することもできます。


   
候補者名を空欄のまま提出することもでき、その場合は、家庭裁判所が専門職後見人や市民後見人の中から適任者を選任します。

    ただし、ご本人の成年後見人として誰を選任するかは、家庭裁判所の判断にゆだねられており、必ずしも申立人が希望した候補者が選任されるとは限りません。

   また、希望した候補者が選任されなかったことを不服として申立を取り下げることは認められていませんのでご注意ください。
 
   
成年後見制度の利用を検討する「きっかけ」となるお悩みはさまざまです。

    なかには成年後見制度の利用では解決につながらず、別の制度の利用を検討した方がよい場合もあります。

     
「今、こんな悩みを抱えているけれど、成年後見制度の利用を検討した方がいいケースがどうか分からない」という方がいらっしゃいましたら、幣事務所までお気軽にお問合せください。 

   
ご本人に成年後見人が選任された後で、「こんなことなら申し立てるんじゃなかった」と後悔することのないよう、申立ては、成年後見制度や成年後見人の職務について十分理解したうえで行ってください。

「よもぎ司法書士事務所」の成年後見サポート



成年後見に関するご相談に親身に対応いたします。 

 
  いまのお悩み、制度や申立手続に関するご質問など、どのようなことでも、電話または当ページ「お問合わせ」フォームよりお気軽にお問合せください。


  電話:06-6958-5085 
(平日9:00~18:00)


   当ページ「お問合わせ」フォームよりのお問合せは24時間受け付けております。(「お問合わせ」フォームでご予約いただければ、土曜・日曜・祝日・夜間も対応いたしますので、日中のお電話が難しい方は「お問合わせ」フォームをご利用ください)

 

  

家庭裁判所に提出する申立書類の作成を代行します。
  

  申立書類の作成、必要書類の収集など、家庭裁判所に成年後見人等を選任してもらうための申立手続きをトータルでサポートいたします。


専門職後見人として成年後見人等に就任します。


    希望される場合は、ご本人の成年後見人候補者として、幣事務所代表の氏名を記載し、家庭裁判所より選任された場合は、成年後見人等に就任します

*成年後見人として誰を選任するかは家庭裁判所の判断にゆだねられており、候補者が選任されない場合があります。
    また、ご本人と利益が相反したり、職務上の公正の観点から幣事務所代表が成年後見人等に就任することがふさわしくない場合など、事案によっては、候補者となることができない場合があります。

 

 よもぎ司法書士事務所の成年後見人ポリシー
 

☑ これまでの山あり谷ありの人生を生き抜いてこられたご本人に敬意をもって接しします。
 

☑ ご本人をかけがえのない個人として尊重します。
 

☑ 認知症のご本人を「何も分からなくなった人」とは考えません。
 

☑ 思いを表示することが難しくなられたご本人の「声なき声」を聴きとるよう最大限の努力をします。
 

☑ できる限り、ご本人との面会を多くし、ご本人を理解するよう努めます。
 

☑ パターナリズム(*)に陥っていないか常に自らを省み、ご本人の意思を最大限尊重します。

*強い立場にある者が、弱い立場にある者の利益になるようにと、本人の意志に反して行動に介入・干渉すること

☑ ご本人の「権利の擁護者」であるという自覚を常にもって業務にとりくみます。

 



    是非、「よもぎ司法書士事務所」に、認知症や障害をお持ちの方の「権利擁護」のお手伝いをさせてください。